独自で仕事をしていくフリーランス。自分で好きな仕事を好きなだけできる、ということで、良いイメージを持っている人もいるかと思います。しかし、社会的な信用が低いのも事実。そんな中でもやっぱり「フリーランスをやりたい!」と言う人のために、ここではフリーランスになる時にするべきことを4つに分けてお話しします。
フリーランスをするために退職する場合は、まず退職する前にすべきことがあります。それはローンを組んでおくこと、そしてクレジットカードを作っておくことです!前述の通り、フリーランスには社会的信用があまりありません。そのため会社員でいるうちに、できることはやっておきましょう。フリーランスは無職とみなされる場合も多いので、クレジットカードの審査さえ通らない、ということもあり得ます。
退職をしたら、市役所や税務署でやるべきことがあります。まず市役所では、退職してから14日以内に会社の健康保険から国民健康保険への切り替えと、厚生年金から国民年金に切り替えを行いましょう。次に税務署では、1カ月以内に個人事業の開業届出書を提出し、2か月以内に青色申告承認申請書を提出します。ただし健康保険ですが、退職してから2年間は会社の健康保険を継続することもできます。ただ、会社は負担をしませんので、金額が従来の2倍になります。そのことだけ覚えておきましょう。
フリーランスをするとなったら、お金の計算を自分でしなければなりません。そのためにまず、経費をしっかり管理するために事業用の口座を作りましょう。どうせ仕事をするのは自分だからと言って、プライベートの通帳と事業用の通帳を同じにするのはいただけません。また、個人で確定申告をするために会計ソフトを用意しましょう。今はオンラインソフトで便利なものがあります。
そしてもちろん、請求書や見積書も用意しましょう。フリーランスの仕事をする上では税務署との付き合いは必須です。そんな時、あとから焦ることのないように、時間がある時に請求書、見積書、また、封筒や切手も用意しておくと良いですね。
そして独立の宣伝も大切です。知り合いに宣伝するのは恥ずかしい、と言う人もいるかもしれませんが、フリーランスは営業も自分の仕事のうち。しかも、営業さえままならなければ、お金が入ってくる保証もないのです。そのためには仕事を少しでも得られるように、「自分はフリーランスになった」と知らせておくことも重要です。
勉強会などにも積極的に参加し、自分のスキルを他の人に伝えましょう。他の人があなたのスキルを知ってくれたら、その分仕事が増えるかもしれません。つまり、人脈の広さは仕事の幅に比例するのです。社交性がなければ、インターネットでお小遣い稼ぎはできても、フリーランスの仕事は成り立ちません。また、ブログやウェブサイトを立ち上げても良いでしょう。必要があれば、バーチャルオフィスを申し込むことも重要です。事業用の名刺を作り、メールアドレスを作成して、自分で自分を売り込むための手段を取りましょう。
インターネット環境の見直しも重要です。フリーランスの仕事をするために、今はインターネットは不可欠です。ネットの接続が悪ければ、入ってくる仕事も入って来なくなる可能性がありますから、しっかりとインターネットを管理しましょう。即決などの仕事の場合は、連絡が来たらすぐに対応する必要性も出てきます。
いかがでしょうか。どれも簡単そうに見えますが、お金が入ってくる保証がない状態でのビジネスは非常に大変なもの。その覚悟を持ってフリーランスになったのですから、成功するためにするべきことは何でもする!これくらいの意識がなければいけません。常に話題の幅を広げ、人脈を作り、スキルを磨き続けましょう!
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